はじめに
私が投資対象にしている信越化学工業に関して、2023年3月期の決算短信が発表されました。
ファンダメンタル分析を実践します。
なお、決算短信は、信越化学工業の下記サイトで参照できます。
決算短信 - 信越化学工業株式会社
自己資本比率とROE
自己資本比率は、81.9%であり、高い水準です。
当期純利益 | 自己資本 | ROE |
---|---|---|
708,238 | 3,874,210 | 18.3% |
親会社株主に帰属する当期純利益を入力
ROEも高い水準です。
売上高
各セグメントにおいて、売上高が増えています。
日本、海外とも、売上高が増えています。
売上総利益と営業利益
売上総利益 | 売上総利益率 | 営業利益 | 営業利益率 | |
---|---|---|---|---|
2022年3月期 | 868,002 | 42% | 676,322 | 33% |
2023年3月期 | 1,214,107 | 43% | 998,202 | 36% |
前期比 | +346,105 | +1% | +321,880 | +3% |
売上総利益、営業利益とも増えています。
売上総利益率が40%以上、営業利益率が30%以上であり、ともに高い水準です。
売上総利益に対する減価償却費の比率
減価償却費 | 売上総利益に対する比率 | |
---|---|---|
2022年3月期 | 168,788 | 19% |
2023年3月期 | 213,632 | 18% |
前期比 | +44,844 | -1% |
売上総利益に対する減価償却費の比率は、低下傾向にあります。
営業利益に対する支払利息の比率
支払利息 | 営業利益に対する比率 | |
---|---|---|
2022年3月期 | 983 | 0.1% |
2023年3月期 | 1,490 | 0.1% |
前期比 | +507 | 0.0% |
営業利益に対する支払利息の比率は、極めて低い水準です。
キャッシュフロー
営業活動CFより、本業でしっかりと稼いでいると認められます。
フリーCFも良好だと思います。
まとめ
私は、信越化学工業に関して、長期投資の対象として、引き続き有望だと判断します。
※あくまでも、私の判断であり、必ずしも正しいとは限りません。
単元未満株取引を利用して、段階的な買付を継続したいと思います。
信越化学工業に関して、下記の投稿にて、銘柄選択の実践例を紹介していますので、よろしければ参照して下さい。
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