はじめに
私が投資対象にしているサカタのタネに関して、2023年5月期第3四半期の決算短信が発表されました。
四半期分析を実践します。
なお、決算短信は、サカタのタネの下記サイトで参照できます。

決算短信 | IR資料室 | サカタのタネ コーポレート ウェブサイト
サカタのタネの投資家情報です。サカタのタネの最新の決算短信および過去の決算短信をご紹介します。サカタのタネは世界の動向や市場環境の変化に柔軟に対応し、企業価値の最大化に努めます。
売上高
売上高は、前年同期比で増えています。
セグメント別では、海外向けが増えており、グローバルな成長が期待できると判断しています。
売上総利益と営業利益
売上総利益 (百万円) | 売上総利益率 | 営業利益 (百万円) | 営業利益率 | |
---|---|---|---|---|
2023年5月期第3四半期 | 33,826 | 62% | 8,213 | 15% |
2022年5月期第3四半期 | 31,270 | 63% | 8,863 | 18% |
前年同期比 | +2,556 | -1% | -650 | -3% |
売上総利益に関して、金額が増えているものの、利益率が微減しています。
営業利益に関して、金額と利益率とも減っています。
ただし、売上総利益率は60%以上の高い水準を維持しており、営業利益率も、過去数年間の水準である12%を上回っています。
なお、決算短信の「経営成績に関する説明」では、「展示会の開催や日本から海外への出張などリアルベースの活動も段階的に再開」したと記載されています。
また、「人件費や旅費交通費などを中心に販売費及び一般管理費も増加」したことから、営業利益が減少した旨、記載されています。
まとめ
前年同期比で、営業利益が減少したものの、営業活動を強化した結果と推測され、また、売上高が増えており、引き続き有望だと判断します。
※あくまでも、私の判断であり、必ずしも正しいとは限りません。
サカタのタネに関して、下記の投稿にて、銘柄選択の実践例を紹介していますので、よろしければ参照して下さい。
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