小型株投資の実践 銘柄選択の基準

投資方針・運用状況

はじめに

小型株投資に関して、現在の保有銘柄とともに、銘柄選択の基準を説明します。

現在保有する小型株

現在保有する小型株は、以下の通りです。

銘柄コード銘柄名時価総額
6363酉島製作所839億円
138A光フードサービス22億円
時価総額は2024/11/08時点

グローバルニッチトップ-酉島製作所

グローバルニッチトップの企業は、巨大資本にとって小さなマーケットで、小規模資本に対して大きな利益成長が実現できる可能性があると思います。

資本に対して、効率よく利益を稼げているかの観点で、自己資本利益率(ROE)がそれなりに高い水準であることが重要だと思います。
ただし、極めて高い水準である必要はないと思います。
それなりの水準を持続できるかが大切だと思います。

成長性の観点から、売上高が着実に増えていることが重要だと思います。
ただし、極めて高い増加率である必要はないと思います。
むしろ、一定の営業利益率を維持できているかが、利益成長の持続性をチェックする上で、重要だと思います。

競争力を維持するために、売上総利益に対して、どれだけの研究開発費を要しているか、重要だと思います。
研究開発費が利益を圧迫している状況だと、利益成長の持続性が厳しいと思います。
売上総利益に対して、低い水準の研究開発費で競争力を維持していることが重要だと思います。

将来実現される利益成長に対して、適正な水準の株価でバイ・アンド・ホールドすることが大切だと思います。
むろん、将来実現される利益成長を正確に予測することは、難しいと思います。
過去および現在のパフォーマンスから類推していきたいです。

酉島製作所に関して、下記の投稿にて、銘柄選択の実践例を紹介していますので、よろしければ参照して下さい。

銘柄選択の実践 酉島製作所
個別銘柄の選択に関して、私が投資対象としている酉島製作所で実践例を紹介します。

飲食店チェーン-光フードサービス

成長段階の飲食店チェーンに関して、局地的な競争優位性が実現できれば、小規模資本に対して大きな利益成長が実現できるかもしれません。

小規模店舗の新規出店に関して、店舗運営が軌道に乗れば、1店舗当たりの利益貢献度を大きくできると思います。
一方、既存店舗の退店が発生すると、利益へのマイナス度が大きくなると思います。
また、新規エリアへの出店などに伴う成長投資の負担が、目先のパフォーマンスを低下させる要因になると思います。

光フードサービスに関して、家主都合での退店に伴う特別損失の計上と、成長投資の負担に伴うパフォーマンス低下などもあり、株価が下落しました。
私も含み損の状態です。
下記の投稿にて、ホールドするか、損切りするかの判断を説明していますので、よろしければ参照して下さい。

評価損益マイナスの保有銘柄をホールド/損切りするかの判断 光フードサービス
私の保有銘柄のうち、評価損益がマイナスとなっている光フードサービスに関して、ホールドするか、損切りするかの判断を説明します。

まとめ

私は、小規模資本ならではの成長性に期待して、小型株をポートフォリオの一部に組み入れています。
一方、小規模資本ならではの不確実性があると思います。

インデックス・ファンドや大型株をコアにしつつ、サテライトで小型株へ投資する方針です。

小型株投資に関して、下記の投稿にて、過去の損失事例を踏まえた上で、方針を説明していますので、よろしければ参照して下さい。

小型株投資の実践 あくまでもサテライトとして
小型株投資の実践に関して、過去の損失事例を踏まえた上で、現状と今後の方針を紹介します。

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