評価損益マイナスの保有銘柄をホールド/損切りするかの判断 光フードサービス

個別銘柄

はじめに

私の保有銘柄のうち、評価損益がマイナスとなっている光フードサービスに関して、ホールドするか、損切りするかの判断を説明します。

評価損益の現状

2024/10/18時点で、光フードサービスの評価損益率は、以下の通りです。

取得単価現在の株価評価損益率
4,554円2,620円-42.5%

特別損失の計上と2024年11月期通期業績予想の下方修正

2024/10/11、適時開示にて、特別損失の計上と2024年11月期通期業績予想の下方修正を発表しています。

特別損失の計上は、1棟の3店舗が家主都合で退店することに伴うものです。

適時開示は、光フードサービスの下記サイトで参照できます。

光フードサービス株式会社 | IRニュース
当社のIRニュースを掲載しております。

営業利益の悪化理由

営業利益が悪化する理由と金額は、以下の通りです。

「出店計画の遅れ及び新規出店店舗の立上がりの遅れ」は、主に以下の内容です。
 ・新規出店時期に遅れが発生した一方、増員に伴う人件費の増加
 ・新規エリアへ出店した店舗の立ち上げの遅れ

「出店計画の変更」は、好立地・好条件の物件が見つかったため、積極的に新規出店を行うとのことです。
一方、新規出店に伴う初期費用及び採用教育費等が増加したとのことです。

下方修正後の売上高

下方修正後の売上高は、以下の通りです。

下方修正後も、右肩上がりで増えます。

下方修正後の営業利益率

下方修正後の売上高と営業利益で計算した営業利益は、以下の通りです。

前年比で低下しているものの、著しい悪化ではないと思います。

下方修正後の当期純利益

下方修正後の当期純利益は、以下の通りです。

前年比で大きく落ち込んでいます。
ただし、ある程度の純利益を確保できていると思います。

成長ストーリーの持続性

パフォーマンス低下の大きな理由は、新規出店に伴う費用増加だと思います。
成長のために必要な投資だと判断しています。

今後、成長のための投資が成果を発揮し、利益成長を実現できるか、見極めたいです。

他の保有銘柄との分散効果

2024/10/18時点で、光フードサービスの時価総額は26億円です。
成長性が期待できる小型株として、ポートフォリオに組み入れています。

光フードサービス以外で、保有する個別銘柄の時価総額は、以下の通りです。

大型株をメインにしつつ、中・小型株をポートフォリオの一部に組み入れています。

まとめ

新規出店に伴う費用増加のため、パフォーマンスが低下しています。
一方、成長のために必要な投資であり、また、以下の理由により、成長ストーリーが持続するのではないか、と思います。
 ・売上高が右肩上がりで増えている
 ・営業利益率が著しく悪化しているわけではない
 ・ある程度の純利益を確保できている

現時点では、長期的な成長性に期待して、ホールドする方針です。

光フードサービスに関して、下記の投稿にて、銘柄選択の実践例を紹介していますので、よろしければ参照して下さい。

銘柄選択の実践 光フードサービス
個別銘柄の選択に関して、私が投資対象へ追加することにした光フードサービスで実践例を紹介します。

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