キッコーマンの株価下落に関して、長期投資の観点から考察

個別銘柄

はじめに

私の保有銘柄であるキッコーマンに関して、現在、株価が下落しています。
長期投資の観点から考察し、私の方針を説明します。

現在の株価指標

2025/02/19時点の株価指標は、以下の通りです。

株価1株当たり当期利益(会社予想)予想PER
1,462.5円64.71円22.6倍

1株当たり当期利益(会社予想)は、2025年3月期第3四半期の決算短信を参照

予想PERに関して、過去の水準と比較して、低下している状態です。
マーケットの成長期待が低下しているとも解釈できます。

1株当たり当期利益の推移

1株当たり当期利益の水準と、現在の株価で計算したPERは、以下の通りです。

1株当たり当期利益が着実に増えています。
着実な利益成長が持続すれば、実際の利益成長に伴う株価上昇が期待できるかもしれません。

売上総利益率と営業利益率

直近と前年同期の売上総利益率と営業利益率は、以下の通りです。

パフォーマンスを維持していると思います。

成長ストーリーの持続性と株価に織り込まれている成長期待

私は、キッコーマンに関して、しょうゆという確立されたブランドに基づく長期的な競争優位性と、海外事業の伸びによるグローバルな成長というストーリーが持続していると判断しています。

一方、将来、株価に織り込まれている成長期待に見合う利益成長が実現するかは、分かりません。

まとめ

私は、キッコーマンの成長ストーリーにポートフォリオの一部を賭けつつ、他の銘柄との分散を保つ方針です。

下記の投稿にて、2024年3月期の決算に基づいて、利益成長の持続性をチェックしているので、よろしければ参照して下さい。

利益成長の持続性チェック キッコーマン 2024年3月期
私の保有銘柄であるキッコーマンに関して、2024年3月期の決算短信に基づいて、利益成長の持続性をチェックします。

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