利益成長の持続性チェック キッコーマン 2024年3月期

個別銘柄

はじめに

私の保有銘柄であるキッコーマンに関して、2024年3月期の決算短信に基づいて、利益成長の持続性をチェックします。

決算短信は、キッコーマンの下記サイトで参照できます。

決算短信 | キッコーマングループ 企業情報サイト
決算短信のページです。キッコーマンのIR情報をご覧いただけます。

売上収益と利益

売上収益と利益は、以下の通りです。

売上収益と利益とも、右肩上がりで増えています。

営業利益に関して、利益率に換算すると、以下の通りです。

営業利益率が改善しており、10%以上の水準です。

セグメント別売上収益

セグメント別売上収益は、以下の通りです。

国内向けがほぼ横ばいです。
一方、海外向けが伸びており、グローバルな成長が期待できると思います。

売上総利益に対する減価償却費

売上総利益に対する減価償却費の比率は、以下の通りです。

低い水準で抑制できていると思います。

営業利益に対する支払利息

営業利益に対する支払利息の比率は、以下の通りです。

やや上昇しているものの、低い水準です。

キャッシュフロー

キャッシュフローは、以下の通りです。

営業活動によるキャッシュフローのプラス幅が増えており、キャッシュをしっかりと稼げていると思います。

資産の状況

総資産と純資産は、以下の通りです。

総資産と純資産が増加しており、利益をしっかりと蓄積できていると思います。

資本構成は、以下の通りです。

自己資本比率が73.6%であり、営業利益に対する支払利息の比率と合わせて、健全な財務状況だと思います。

自己資本利益率(ROE)

自己資本利益率(ROE)は、以下の通りです。

11.7%であり、前年比で上昇しています。

利益成長の持続性に関する判断

売上収益と利益が着実に増えています。
各種指標と照らして、パフォーマンスが良好だと思います。

まとめ

長期的な成長性に期待して、バイ・アンド・ホールドを継続しようと思います。

キッコーマンに関して、下記の投稿にて、銘柄選択の実践例を紹介していますので、よろしければ参照して下さい。

銘柄選択の実践 キッコーマン
個別銘柄の選択に関して、私が投資対象としているキッコーマンで実践例を紹介します。

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