利益成長の持続性チェック 2025年3月期第2四半期 酉島製作所

個別銘柄

はじめに

私の保有銘柄である酉島製作所に関して、2025年3月期第2四半期の決算に基づいて、利益成長の持続性をチェックします。

決算に関する資料は、酉島製作所の下記サイトで参照できます。

IRライブラリー | 株式会社 酉島製作所 トリシマポンプ
株式会社酉島製作所(6363)のIRライブラリーです。「決算短信」「決算説明会資料」「株主通信」「有価証券報告書」「アニュアルレポート」の過去3年~5年間分のデータをPDFで掲載しています。

売上高

第2四半期の売上高は、以下の通りです。

前年同期比で増えています。

利益

第2四半期の利益は、以下の通りです。

営業利益、経常利益、中間純利益とも、前年同期比で減っています。
経常利益に関して、赤字となっています。

営業利益の減少に関して、分析します。

2024年3月期第2四半期2025年3月期第2四半期
売上総利益率27.6%25.5%
売上総利益に対する販売費及び一般管理費80.4%93.4%

売上総利益率が低下しています。
決算説明資料によると、製造コストが上昇したとのことです。
また、販管費が増加しています。

経常利益に関して、営業外費用がほぼ横ばいなのに対し、営業外費用は、以下のように増加しています。

為替差損が大きいです。
決算説明資料によると、8月以降の急激な円高によるものとのことです。

通期の業績予想

売上高の推移は、以下の通りです。

2025年3月期に関して、着実に増える予想です。

営業利益の推移は、以下の通りです。

2025年3月期に関して、前年よりは減るものの、2023年3月期以前よりも増える予想です。

営業利益率の推移は、以下の通りです。

2025年3月期に関して、直近のパフォーマンスよりは低下するものの、一定の範囲内を維持していると思います。

まとめ

直近と比較して、パフォーマンスが低下しているものの、成長基調が持続していると思います。

酉島製作所に関して、下記の投稿にて、銘柄選択の実践例を紹介していますので、よろしければ参照して下さい。

銘柄選択の実践 酉島製作所
個別銘柄の選択に関して、私が投資対象としている酉島製作所で実践例を紹介します。

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