NISA成長投資枠の活用 金(ゴールド)ETF

投資方針・運用状況

はじめに

2025年11月、私は、NISA成長投資枠にて、金(ゴールド)ETFをポートフォリオへ追加しました。
私の投資方針に絡めて、金(ゴールド)をポートフォリオの一部に組み入れる意味を考察します。

SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM)

私が投資対象にしたのは、SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM)です。
下記サイトにファンドの概要が記載されています。

GLDM: SPDR® ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト
費用控除前ベースにおいて、金現物の値動きに連動する投資成果を追求します。GLDMは、容易かつ低コストで金へ投資したいと考える投資家向けの商品です。多くの投資家にとって、金現物の購入、保管および付保にかかる費用と比べ、GLDMの売買にかかる費...

証券全体のポートフォリオ

私の証券全体のポートフォリオは、以下の通りです。

私は、長期的なリターンに期待して、株式をメインにしたポートフォリオを組んでいます。
一方、リスク分散のため、債券などの株式以外の資産を約10%を目安に組み入れています。

債券の弱点補完

債券は、発行体が債務不履行に陥らない限り、対象の通貨建てで約束された表面リターンが得られます。
一方、インフレが進行する場合、実質リターンが低下します。

債券投資において、インフレと為替変動が実質リターンに及ぼす影響
債券投資において、インフレと為替変動が実質リターンに及ぼす影響をシミュレーションした上で、私の投資方針を説明します。

一方、金(ゴールド)は、インフレに伴う価格上昇が期待できると思います。

米ドル建て債券との逆相関

米ドル建て債券は、米ドルの通貨価値が下落すると、そのまま円換算後のリターンが低下します。
一方、金(ゴールド)に関して、米ドルの通貨価値が下落する局面では、逆相関での価格上昇が期待できると思います。

金(ゴールド)の弱点

金(ゴールド)は、株式と異なり、利益成長に伴うリターン増大が期待できません。
債券と異なり、約束されたリターンが得られるわけではないです。

金(ゴールド)には、価格変動リスクがあります。
価格が長期低迷する懸念もあります。

保有に伴うコストが発生します。

まとめ

金(ゴールド)をポートフォリオの一部に組み入れることは、それなりの意味があると思います。
一方、私は、金(ゴールド)の弱点を踏まえて、比率を高め過ぎない方針です。

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