はじめに
2024年からスタートする新NISAに関して、一般NISAの現状を踏まえた上で、成長投資枠の活用として、個別銘柄への投資方針を説明します。
一般NISAの現状
私は、2021年秋から、一般NISAでの投資を開始しました。
現状は、以下の通りです。
新NISAの成長投資枠
新NISAに関して、金融庁の下記サイトに説明が記載されています。
新NISAでは、成長投資枠にて、個別銘柄への投資が可能です。
個別銘柄への投資とリスク
私は、インデックス・ファンドに加えて、個別銘柄への投資を行っています。
一般NISAの現状では、個別銘柄に関して、銘柄によっては、インデックス投資よりも、高いパフォーマンスを発揮しています。
成績全体の底上げに貢献しています。
ただし、それは、より大きなリスクをとった結果だと思います。
個別銘柄への投資は、個別銘柄リスクを負うことになります。
長期的な成長性に期待して、個別銘柄に投資したとしても、競争優位性の低下などにより、将来、期待した成長が実現できない可能性もあります。
また、長期的な成長性が持続したとしても、株価に過度の成長期待が織り込まれている場合、将来のリターンに対して割高になるかもしれません。
一方、PERやPBRを参考に割安と判断したとしても、低成長や低評価のままだと、割安のわなに陥ると思います。
現在の株価が、将来実現される成長に対して、妥当な水準か、正確に評価することは難しいと思います。
個別銘柄への投資を行う上で、コアはあくまでもインデックス・ファンドとし、また、償還日までホールドする前提で債券を購入するなど、リスクへの対応を行いたいです。
証券全体のポートフォリオ
私は、一般NISAに加えて、確定拠出年金で投資を行っています。
また、一般NISAと確定拠出年金の枠外で、個人向け日本国債と米国債にも投資しています。(証券会社から直接購入)
証券全体のポートフォリオは、以下の通りです。
インデックス・ファンドをコアにしています。
今後の方針
私は、新NISAスタート後も、証券全体のポートフォリオにおいて、インデックス投資をコアにし、債券などを組み入れつつ、個別銘柄への投資も行う方針です。
なお、個別銘柄への投資は、単元未満株取引を利用し、分散投資を図っています。
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