はじめに
2024年からスタートする新NISAに関して、つみたて投資枠の活用に絡んで、株式への国際分散インデックス投資の対象商品を検討します。
現行の一般NISAでの運用状況
私の一般NISAのポートフォリオは、以下の通りです。
株式への国際分散インデックス投資として、MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信を定期的に買い付けています。
新NISAでのつみたて投資枠
新NISAに関して、金融庁の下記サイトに説明が記載されています。
非課税保有限度額が設けられており、成長投資枠のみだと1,200万円までしか利用できません。
一方、つみたて投資枠を含めると、1,800万円まで利用可能です。
私は、つみたて投資枠を活用したいです。
つみたて投資枠の対象商品は、現行のつみたてNISAと同様とのことです。
現在、私が一般NISAで投資対象にしているMAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信は、つみたてNISAの対象商品に入っていないです。
なお、つみたてNISAの対象商品は、金融庁の下記サイトで参照できます。
投資対象商品の変更検討
新NISAでは、つみたてNISAの対象商品であるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資対象を変更することを考えています。
両者の運用コスト(信託報酬)は、以下の通りです。
商品 | MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
---|---|---|
運用コスト(信託報酬) | 年率0.0858% | 年率0.1144% |
現在の元本を1として、毎年+1新規資金を追加する運用において、資産推移をシミュレーションします。
年平均成長率を3%と仮定します。
運用コスト差引後の資産は、以下の計算式で求めます。
(前年の資産-前年の資産×運用コスト)+(前年の資産-前年の資産×運用コスト)×年平均成長率+新規資金1
商品 | 10年後の運用コスト差引後の資産 |
---|---|
MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 | 約12.75 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 約12.73 |
信託報酬年率0.0858%と年率0.1144%では、10年後のリターンに大きな差異はないと思います。
※あくまでも、一般の個人投資家によるシミュレーション結果であり、必ずしも正しいとは限りません。
まとめ
私は、新NISAでは、株式への国際分散インデックス投資に関して、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)でつみたて投資枠を活用しようと思います。
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