はじめに
私の保有銘柄であるサカタのタネに関して、2024年5月期第2四半期の決算短信に基づいて、利益成長の持続性をチェックします。
決算短信は、サカタのタネの下記サイトで参照できます。

決算短信 | IR資料室 | サカタのタネ コーポレート ウェブサイト
サカタのタネの投資家情報です。サカタのタネの最新の決算短信および過去の決算短信をご紹介します。サカタのタネは世界の動向や市場環境の変化に柔軟に対応し、企業価値の最大化に努めます。
売上高と利益
第2四半期の売上高と利益は、以下の通りです。
前年同期比で、売上高および売上総利益が増加しているものの、営業利益が減少しています。
そちらは、第1四半期と同様の傾向です。
利益率に換算すると、以下の通りです。
2023年5月期第2四半期 | 2024年5月期第2四半期 | |
---|---|---|
営業利益率 | 15% | 13% |
セグメント別売上高
セグメント別売上高は、以下の通りです。
海外棚卸事業が成長を続けています。
決算短信によると、すべての地域において現地通貨ベースで増収になったとのことです。
売上高の進捗状況
決算短信では、売上高84,000百万円を予想しています。
前年に対して、売上高が8.7%増加する前提です。
進捗率は、以下の通りです。
前年同期に照らして、予想到達の見込みがある範囲だと思います。
利益成長の持続性に関する判断
下記の投稿にて、売上高増減率6%、営業利益率12%の想定で、利益成長をシミュレーションしたところ、営業利益が2026年5月期に過去の実績を上回る計算になりました。

評価損益マイナスの保有銘柄をホールド/損切りするかの判断 サカタのタネ
私の保有銘柄のうち、評価損益がマイナスになっているサカタのタネに関して、ホールドするか、損切りするかの判断を説明します。
第2四半期の実績に照らして、シミュレーションの想定よりも、高いパフォーマンスが期待できそうです。
NISAでの保有比率
NISAでの保有比率は、以下の通りです。
サカタのタネの保有比率は、2024/01/12時点で4.3%です。
まとめ
国内棚卸事業と小売事業が低調であるものの、海外棚卸事業の成長が続いており、グローバルな成長が期待できると思います。
営業利益が減少しているものの、現在のパフォーマンスに照らして、反転の見込みがあると判断します。
現時点では、利益成長の持続性に期待して、バイ・アンド・ホールドを継続しようと思います。
サカタのタネに関して、下記の投稿にて、銘柄選択の実践例を紹介していますので、よろしければ参照して下さい。

銘柄選択の実践 サカタのタネ
個別銘柄の選択に関して、私が投資対象としている「サカタのタネ」で実践例を紹介します。
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