はじめに
私の保有銘柄である日本特殊陶業に関して、2024年3月期の決算短信に基づいて、利益成長の持続性をチェックします。
決算短信は、日本特殊陶業の下記サイトで参照できます。
決算短信 - IRライブラリ | 日本特殊陶業
日本特殊陶業の「決算短信」についてご紹介します。日本特殊陶業は、経営方針、決算情報、株式情報などのIR情報を公開しています。
売上収益と利益
売上収益と利益は、以下の通りです。
2025年3月期の会社予想に関して、増え幅が減少しているものの、売上収益と利益とも、右肩上がりで増えています。
営業利益に関して、利益率に換算すると、以下の通りです。
営業利益率が上昇しています。
売上総利益に対する減価償却費
売上総利益に対する減価償却費の比率は、以下の通りです。
一定範囲内に抑制できていると思います。
営業利益に対する支払利息
営業利益に対する支払利息の比率は、以下の通りです。
やや上昇しているものの、低い水準です。
キャッシュフロー
キャッシュフローは、以下の通りです。
営業活動によるキャッシュフローのプラス幅が増えており、キャッシュをしっかりと稼げていると思います。
資産の状況
総資産と純資産は、以下の通りです。
総資産と純資産が増加しており、利益をしっかりと蓄積できていると思います。
資本構成は、以下の通りです。
自己資本比率が65.4%であり、営業利益に対する支払利息の比率と合わせて、健全な財務状況だと思います。
自己資本利益率(ROE)
自己資本利益率(ROE)は、以下の通りです。
資産が増加する中で、上昇しています。
資産を増やしつつ、利益を効率よく稼げていると思います。
利益成長の持続性に関する判断
2024年3月期に関して、売上収益と利益の増え幅が減少する会社予想となっています。
一方、各種指標と照らして、利益を稼ぐ力を着実に蓄積できていると思います。
まとめ
長期的な成長性に期待して、バイ・アンド・ホールドを継続しようと思います。
日本特殊陶業に関して、下記の投稿にて、銘柄選択の実践例を紹介していますので、よろしければ参照して下さい。
銘柄選択の実践 日本特殊陶業
個別銘柄の選択に関して、私が投資対象としている日本特殊陶業で実践例を紹介します。
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