はじめに
バイ・アンド・ホールドの実践に関して、2022年12月と2023年12月のポートフォリオなどを紹介した上で、今後の方針を説明します。
2022年12月と2023年12月のポートフォリオ
2022年12月のNISAでのポートフォリオは、以下の通りです。
2023年12月のポートフォリオは、以下の通りです。
全世界株式インデックス・ファンド以外の公募投信に関して、ETFへの入替を行いました。
一方、2023年に関して、全世界株式インデックス・ファンドと個別銘柄は、バイ・アンド・ホールドを継続しました。(新NISAへの資産移行に伴う一時売却を除く)
全世界株式インデックス・ファンド
全世界株式インデックス・ファンドは、2021年にNISAでの取引を開始して以来、積立投資を継続しています。
ETFの定期的な買付を行い、途中から、公募投信の定期積立へ変更しました。
下記の投稿にて、インデックス投資の対象に関して、私が採用している手法を説明していますので、よろしければ参照して下さい。
信越化学工業
信越化学工業は、2022年から、単元未満株取引で、段階的に買付を行いました。
株価上昇もあり、保有比率が上昇しました。
評価損益率は、以下の通りです。
買付単価 | 株価 | 評価損益率 |
---|---|---|
3,813.7円 | 5,917円 | 55.2% |
信越化学工業に関して、下記の投稿にて、銘柄選択の実践例を紹介していますので、よろしければ参照して下さい。
上記の投稿を行った2022年12月時点では、予想PERが約10倍でした。
一方、2023年12月29日時点の予想PERは、以下の通りです。
株価 | 1株当たり当期純利益(次期予想) | 予想PER |
---|---|---|
5,917円 | 257.6円 | 23.0倍 |
株価上昇に伴い、割安感がなくなっていますが、投資先として有望との判断を継続しています。
※あくまでも私の判断であり、必ずしも正しいとは限りません。
酉島製作所
酉島製作所は、2021年から、単元未満株取引で、段階的に買付を行いました。
評価損益率は、以下の通りです。
買付単価 | 株価 | 評価損益率 |
---|---|---|
991円 | 2,256円 | 127.6% |
ダブルバガー(2倍株)を達成しました。
酉島製作所に関して、下記の投稿にて、銘柄選択の実践例を紹介していますので、よろしければ参照して下さい。
上記の投稿を行った2022年12月時点では、予想PERが約8倍でした。
一方、2023年12月29日時点の予想PERは、以下の通りです。
株価 | 1株当たり当期純利益(次期予想) | 予想PER |
---|---|---|
2,256円 | 172.34円 | 13.1倍 |
割安感が低下していますが、投資先として有望との判断を継続しています。
※あくまでも私の判断であり、必ずしも正しいとは限りません。
個別銘柄投資の手法
個別銘柄への投資では、以下のような手法を採用しています。
①メディアの情報などを参考にして、有望そうな候補を見出す
②マネックス証券の銘柄スカウターで、簡易的な分析を行う
③過去数年間の財務諸表を分析して、数値上の裏付けを行う
④単元未満株取引で、少額・分散投資する
下記の投稿にて、財務諸表を分析する上で、参考にしている書籍を紹介していますので、よろしければ参照して下さい。
今後の方針
一般NISAの保有銘柄に関して、非課税期間内に売却し、新NISAで再買付する方針です。
実際に、12月28日と29日、一部銘柄に関して、売却と再買付が約定しました。
新NISAへの資産移行に関して、下記の投稿にて、方針を説明していますのでよろしければ参照して下さい。
新NISAへの資産移行に伴う一時売却を除いて、バイ・アンド・ホールドを継続する方針です。
ただし、利益成長の持続性などに照らして、銘柄入替の検討もします。
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